子宮鏡検査
【検査内容】
子宮鏡という細く柔らかいカメラ(内視鏡)を子宮の中に入れ、子宮内腔を観察する検査です。子宮内のポリープの有無、子宮筋腫の状態、腫瘍や炎症、癒着など内腔の病変の有無や、子宮形態異常などを確認します。
【検査準備】
検査は月経開始から10日以内で、月経が終了している時に行います。妊娠の可能性がある場合は検査ができません。
【検査&検査後】
◎ご希望があれば、事前に痛み止めの坐薬を挿入します。
◎検査では生理食塩水を子宮内に流しながら、子宮内を観察します。そのため、少しお腹が張ったり、生理痛のような痛みが出ることもあります。(検査は約5分程度です。)
◎当日は、シャワー浴のみで、入浴は避けてください。また出血がなくなるまでは性交は避けてください。
【検査のリスク】
◎子宮の状態により、子宮鏡が挿入困難で、検査ができないこともあります。
◎子宮頸管が狭い場合は、器具によって拡張する必要があります。拡張しても挿入できないこともあります。
◎検査終了後、出血、骨盤腹膜炎を起こすリスクがあります。腹痛や発熱などの症状があれば、ご相談ください。
◎事前予約が必要ですので、ご希望の場合はご相談ください。